
震災から4年目の今日、スペース千人風呂スタッフは、昨年同様、仙台市宮城野区の海にほど近い専能寺にお手伝いに行ってきました。

本堂をはじめすべての建物が津波の被害を受け、多くのご門徒(他宗派の檀家にあたる)さんが亡くなった専能寺ですが、ご門徒さんと全国から駆けつけた同宗派の関係者をはじめとするボランティアの皆さんが一致協力してお寺を再建したことは、お寺を中心とした地域コミュニティの再生ということでもあったのだという思いが、この寺院を訪れ、ご住職をはじめ門徒の皆さまのお話しを聞いたりしていると、とても自然にわいてきます。
被災県宮城の新聞「河北新報」3月11日朝刊の一面には『<震災4年>評論・いまだ手の届かぬ希望』というコラムが掲載されていました。このコラムにあるように被災地の人々は、いまだに厳しい状況の中にあります。
今、スペース千人風呂は「被災地の」コミュニティスペースです。「被災地の」という枕詞がとれるのはいつのことでしょうか?